お祝い花を
○月○日の9：00前に
○○会社様にお届けください
お祝い花のご注文を頂いた
新社屋落成の
お祝いとのこと
確認もせず
勝手にその日に
レセプションや内覧会など
催されるものと思い込み
8：00過ぎには
現場到着
工事中らしい建物はあるけど
式典らしい
雰囲気は無く
その工事中の会社の前を
何度も通り過ぎ
意を決して
まだ敷地内の
舗装もされていない砂利の敷地に
車を入れる
名札を持って
会社の受付までいって
「あの～～
式典会場はこちらでしょうか？」
変な質問に先方様がきょとん
ご注文内容を
あらためて見直したら
レセプションなど
どこにも記入されてない
たんに
会社事務所新築祝いに
お祝いスタンド花
勝手に式典などがあるのだと
先走り思い込み
生花スタンドは
飲食店などの開店や
イベントなどに
贈られるはずと思い込み
新社屋落成に生花スタンド
式典じゃなく
会社開業のみのはず無い
自分勝手な思い込み
式典をするから贈るのじゃなく
お祝いだから贈る
頭の中が
当たり前から反れていた
ともあれ
受付扉の外に飾り置く
会社の中から
「スゴイ花が届いたよ」
そんな声が聞こえて来た
そうだそうだ
花って
人に喜んで貰うために
贈るんだ
行事のために贈るんじゃない
そう再確認した日
納品した花を見て
あんなに嬉しそうに
花を眺める
従業員の方々が
沢山在籍している会社
「花の写真を一枚
撮らせて頂きます」
この声かけに
あらら
このままいたら
写真に写っちゃうね
と
楽しげな様子
だから
こんなに伸びて
こんなに伸びて
素晴らしい社屋が
立つ会社になるんだなと
こちらも再確認できた日
すばらしい企業とは
イキイキ生きた
従業員の方々が
働く場所と教えられ
(#^.^#)
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