物の価値は受け手側の心で変わる

12月のギフト時期
贈答品に重宝する
シンビジューム鉢
 いろんな種類があって
それぞれ
きれいな花なので

たくさんの方々に喜ばれるよう
いっぱい普及して世の中に
出回れば良いなと思う

シクラメンしかり

たくさん世に出回る

消費者の方にとっては
嬉しいこと


工業製品の場合

たくさん世に出回ると
大量に部品が作られて
原価が下がり
安価で高性能の商品が
生産され販売される


けど
花の場合

大量生産がなされて
安価に出回る

間に入る花流通の労力は
変わらないので

単価が下がるほど
それを補う量を
販売しなければならず

需要を越えた量が生産され
それを販売する
窓口が過多になり

価値がぜんぜん
見合わなくなってしまう

なので
良い品物を生産している方々の
離職や
生産停止が
余儀なくされている


1月はギフト時期過ぎた閑散期

近くのホームセンターで
これと同じような
シンビジュームが3,000円を
切った価格で販売されている

安く仕入れできる場合もあるけど
大体がウチの仕入れ値以下

花の価値

良い物だけど時期がずれると
価値がないように
扱われる
量販店で低価格を沢山の方々に
提示しているため

花屋の売価が
ぼったくりのように
見えてしまわないか

いつも繁忙期過ぎたこの時期
悩んでしまう

消えてなくなる物だから
価値をつけるのが難しい

珍しいから・・は
あまり価値がないと
考える

生産者が一所懸命作って
次の花づくりに
資金を回したいから
これだけの価格で売りたい

それに準じた仕入れをして
各店が付加価値つけて
販売が出来れば

適正価格が
ずっと生み出され続けると
考える

安ければ良いでは
際限なく

止まる事を知らない

良い物を安く売るのは
容易なことだけど

過ぎれば
かならず不具合が起きる

こころとお金に余裕のある人が
求める花の魅力

贅を扱う商売

その商売がとても難しい今

良い物と
そうじゃない物の分別提供

それが花屋の使命

厳しい今だからこそ
求められる技術がそれ

生花部門
良い物は安価じゃなく適正価格で
販売したい!!

そう肝に銘じ
また
日々精進
(=_=)




最後までお読み頂き
ありがとうございました

拙いブログですが
読み終わりましたら

下のバナーをポチっと
ひと押し応援おねがいします
<(_ _)> 

↓↓↓↓↓
にほんブログ村 花・園芸ブログ 花のある暮らしへ
にほんブログ村

コメント